食べ物を描く

シズル感という用語を聞いたことはありませんか？

簡単に言うと食欲をそそる写真や絵の雰囲気のことです。
よくデザインなどで写真の加工をする必要があるとき、シズル感が出る感じで、と指定されることがあります。

どうしたらおいしく見えるか…というのは明度や彩度、構図の問題が関わってきますので、そのうちにおいしく見える要素とは何か？みたいな情報をまとめて記事にしたいなぁと思っています。

しかし写真の加工はできても、描くのって結構難しいです。
私の場合、写真通りの色合いで描くと思っていたより暗い色合いなってしまいがち。
描きこみすぎても画面がごちゃごちゃしておいしくなさそうになってしまったりすることがあります。

しかし漫画でもイラストでも、食べ物がおいしそうに描けてると一緒に写っているキャラクターなどがより魅力的に見える気がします。
何か食べているイラストを描いたとして、キャラが笑顔でおいしいものを食べてる～って感じの顔がうまく描けたとしても、食べ物のほうがまずそうだったらリアリティがなくなってしまいますもんね…。

今日はセブンの苺のシュークリームを買ったので模写をしてみました。
ちょっと難易度高かったので自戒も込めて載せておきます。いつかリメイクしたい…。

味はとってもおいしかったです。
下の生地が固そうに見えて意外ともちっとしていて、上部分はザクっとした触感。
肝心のクリームは、甘すぎず苺の酸味がちょっと残っていて、よくある甘味料で味付けしました～といった単純な味ではなく自然な感じの苺の風味が感じられて満足感がありました。

いや、しかし上のザクっとした生地の再現が難しい…もっと練習して食べ物もうまく描けるようになりたいと思います！