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持っておいて損なし!絵の勉強に最適な良書5選!【中級者向け】
中級者になってくると、細かい絵の悩みが増えてきます。
- 一応全身が描けるようになったけど、何か説得力が足りない、立体感がない。
- ライティングに違和感がある、色塗りがパッとしない。
- 構図がなんだかダサい。パースが歪んでいる気がする。
- とりあえずイラストっぽいものは描けるけど、うまい人と比べると見劣りする。
そんな状況から抜け出すためには、新たな学びが必要!
目次
持っておいて損なし!絵の勉強に最適な良書5選!
カラー&ライト ~リアリズムのための色彩と光の描き方~
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写実的な表現が多く、文字量も多いので内容を全て理解するには少し根気が要る本です。
しかしかなり実践的な本で、具体例が多く読み込むほど勉強になります。
光源と影の見え方のほか、状況に応じた光の反射の仕方、時間による空の色のグラデーションの変化など、バリエーションに富んだ状況別の色や光の見え方にも言及していて知識が深まります。
色の塗り方に立体感が足りない、光に説得力がない、なんだか陰影がパッとしない…
そういった悩みを持つ方は、是非一度目を通してみると新たな発見が得られるかもしれません!
Vision
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個人的には特に「構図」と「シルエット」を学ぶのに最適な本だと感じています。
やはり映像デザイナーとして活躍されてきた方だけあって、例として載っている簡略化された様々なフィルムカットのセンスが抜群に良いです。
この本は具体的な絵の描き方というよりは、魅力的に見える画を作るために必要な要素や、その要素を見つけるために考えなければいけないことを解説してくれている本です。
描いて覚える本、というよりカメラで写真を撮るときの構図やモチーフ配置のバランスの勉強をするような感覚で読める面白い本だと思いました。
建物&街角スケッチパース
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スケッチパースの本ということで、パースに正確な建物を描くための技術というよりは、パースの仕組みを理解し、それを応用していかに自分の絵の違和感をなくし魅力的な構図を描くために活かせるか、そのために必要な知識は何かを教えてくれる本といった感じの内容になっています。
ただ作画例の多さに対し逐一パースの補助線を引いて解説してくれているわけではないので、人によっては作例にパースを重ねて想像するのが難しいかな、と感じる部分もあります。なので作例を読み解くためにはパースの解説を応用できる地力が少し必要かもしれません。※個人の感想です
パース知識が薄いと最初は作例を見てもパースが測りづらいかもしれません。しかしパースの解説自体はとても丁寧なので何度も読み返すうちに理解できるようになってきます!
私はパースを図るのが苦手なので、この本はよく見返して勉強させてもらっています。
リズムとフォース 第3版: 躍動感あるドローイングの描き方
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読み始めは文の内容が抽象的に感じる部分も多く少しとっつきにくさを感じることもあるかもしれません。
しかしクロッキーなどで何度も描画を繰り返し、自分の描く線に疑問を感じたり悩んだりしたときこの本を読み返すと、自分の描く線にはこの要素が足りなったんだ!と大きな発見を見つけられたりします。
自分の絵に動きを感じられない…、なんだかしっくりくる線を引けない。そんな悩みを持つ方は是非一度手に取ってみてはいかがでしょうか。現状を打開するヒントをもらえるかもしれません。
スカルプターのための美術解剖学
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スカルプター向け、というだけあってCGのポリゴンのように体の立体に沿ってブロックが図示されており、立体的に筋や骨格を把握しやすいです。
部位別に多彩な角度が収録されているほか、男女の骨格の違いや、女性の胸などの脂肪の付き方による見え方の違いといった細かい点も載っているため、書き分けの参考にもなります。
この本を模写しながら解剖学的構造を覚えていけば、立体的な人体描写の上達に一役買ってくれることでしょう…!
まとめ
最後にすべての本のリンクを続けて張っておきます。
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どの本も内容が濃くて勉強になる本ばかりです!
インフルエンサーやプロがおすすめしていたりする有名本でもあるので、ご存じの方も多かったかもしれません。
ただボリュームが多く専門的な分、難しいと感じる部分や吸収するのに時間のかかる内容も多いです。
しかしその分長く使えてたくさん学べる良書となっております…!
まだ読んだことのない方は是非一度手に取ってみてください。
どんな本を買えばいいか迷っている方の参考になれば幸いです。