ミニキャラ（SDキャラ）の勉強に最適！「ミニキャラの描き方」のススメ

2025年5月30日2025年6月7日

ミニキャラの描き方を学ぶためにお勧めの本を紹介！

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ミニキャラが描きたい！

でも等身が低いイラストって意外と関節の処理の仕方や簡略化が難しくて、思ったように描けないことが多いんですよね…。

線がシンプルでサイズが小さい分、塗りも簡略化されるので、色選びも重要になってきます。

というわけで、今回はそんなミニキャラの作画について勉強できる下記の本を紹介したいと思います。

ミニキャラの描き方「ちまっとかわいい」を描く基本＆表現テクニック

こちらの本の著者は、人気イラストレーターの「夢ノ内千春」さんです。
可愛らしい色遣いとミニキャラが特徴的な作家さんで、コラボカフェやグッズなどの版権絵制作にも数多く携わられています。
夢ノ内さんがどのようにイラストを制作されているのかとても興味があったので、本が出たと知ったときはすぐに書店へと買いに走りました…！

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それから早数年…私は思い出しました…買っただけでうまくなるわけではないということを…。

一通り読み、すごくいい本だ！とは思ってはいたものの、最近ミニキャラをあまり描いてなかったのでせっかく学んだポイントを色々忘れてしまっていたんですよね…。

しかし最近読み返してみて、改めて良い本だと感じました。
なので、自分でミニキャラを描きながら参考になった、良いと思ったポイントをまとめてみました。
購入を考えている方の参考になれば幸いです。

「ミニキャラ作画の描き方」を読んで参考になったPOINT5選！

1. 等身別のバランスについての解説が載っている。

内容全体としては主に2等身くらいのキャラの解説が多いですが、最初のほうに等身大から2.5～1.4等身までの比較画像が載っていたのが個人的にとてもよかったです。

ミニキャラといっても等身の差で見栄えや簡略の仕方がだいぶ変わります。
等身別の簡略の仕方が結構細かく解説されていたので、簡略化の苦手な私にはとても参考になりました。

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テーマ別に等身大→2等身に書き換える場合のデザイン例が載っているページもあるので、等身大キャラをミニキャラにしたいときのイメージの手助けになります。

2. 体のパーツ別の描き分け方法がまとめられている

男女別、パーツ別の書き分け方法などが載っている点がありがたかったです。

ミニキャラの手足の描き方ってどこまで簡略化すればいいか迷うことも多いので、ボディラインと手足パターンが一覧になっているページはとても参考になりました。小物や装飾デフォルメの仕方も載っています。

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角度による細かい描き方の違いについての解説も載っていたりして、画像例だけでなく、要所要所文字での解説にも力を入れてくれていると感じる構成になっているのが良かったです！

そのほか、仰向けやジャンプの姿勢など、動きのある描写の参考となるポーズもたくさん載っています。
等身が短いと腕や足の可動域や比率の整合性が取れなくてうまく描けない…といったことがありますが、その場合の調整の仕方も載っているので、動きのあるミニキャラを描きたい方にもおすすめな本だと思います。

3. 絵柄による雰囲気の違いについても解説がある

ミニキャラといっても、絵柄や等身で大分雰囲気が変わります。
この本ではその点に対する言及があり、ハイライトの入れ方やパーツの描き方などによりどのような変化が出るかという描き分けによる比較も載せてくれています。
そのため作風でミニキャラに変化を持たせたい場合などにも非常に参考になります。

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表情の書き分けなども載っており、ミニキャラだとパーツを簡略化する分表情を出しにくい…といった悩みを持っている方にもおすすめです。